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或る片付け現場のおはなし

空間エコロジー研究所のブログをお読みいただきありがとうございます!


11月も後半。年末を元気に乗り越えたいなと思うこの頃です。

整理収納のサービスで現場へ行くようになり、7年になります。年数と共に経験も増えましたが、モノの整理とは、実際はヒトと向き合う仕事。毎回、気づきや発見があります。

ご紹介する片付け依頼のおはなしは、今年の春頃にお声掛けいただいた案件でした。もともと面識がある方からの依頼でした。

いつも初回は、ヒアリングからはじまります。

お部屋の様子を見せていただきながら、ご本人が気になる点を聞いていきます。
お部屋の広さ、置いてある家具、ドアや窓やエアコンの位置なども確認します。
お部屋の使い方も確認します。何をするための部屋で滞在時間はどのくらいかなどなど。

依頼のあるとき、何かきっかけがあることが多いです。例えば、引越しやリフォーム準備というように、明らかにモノの移動をするきっかけもあれば、心理的何かきっかけがあって、それが行動に出る場合。今回は、明確なきっかけはおっしゃられませんでしたが、時期的に春ということもあって、新生活、暮らしを整えよう、と心が動かれたのかもしれません。

今回は、主に仕事場として使う部屋でしたので、その道具を整理して、整えていくことになりました。

とは言え、自宅ということもあり、仕事以外のモノも混在していました。それらを分類して、移動したり、一角にまとめたりするところから、始めていきました。
次に本棚の整理をしていきました。本や書類を種類別に分けて、手に取りやすいところは、よく使いそうな本類を配置していきました。

そうして、整理すること分類することに慣れたころ、仕事に関するモノに取り掛かりました。ジャンルごとに分けていき、グループを作ります。グループごとにエリア分けをして、配置していく、その繰り返しです。

その作業の中で、おそらく感じること思うことが出てくるのではないかと思います。それが、言わば“自分と向き合う作業”です。
私は、自分の整理収納サービスのスタイルは、指導者タイプではなく、伴走タイプだと思います。私から、モノに対する意見はほとんど言わず、寄り添ったり励ましたりすることが多いです。時には、モノにまつわるエピソードで話しが長くなることもありますが、私に話すことで、頭や心の整理に繋がればよいなといつも思います。

今回はどうだったのかな。いつものように作業の報告をして、お客様からはお礼と感謝のメッセージをいただきました。
もし、何か迷いや悩みに対して、片付けの作業をする中で、今の自分に対する答えを見つけていただけたなら何より嬉しいです。

そうやって、空間エコロジー研究所として、これからもお客様と一緒に歩んでいけたらと思います。

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空間エコロジー研究所(since2015-)
奈良県香芝市
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お問合せは、HPフォームへお願いします。
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テーマ:整理収納アドバイザー - ジャンル:ライフ

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『片付けアドバイス』サービス対象エリア:奈良県、大阪府、京都府

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