再・整理学講座に学ぶ~衣服編
奈良・大阪・京都の整理収納サービス、空間エコロジー研究所です(^^)/
昭和41年朝日新聞のコラム、『再・整理学講座 狭さからの脱出』の切り抜きをあつめたスクラップ帳が私の手元にあります。
お客様のご実家の整理をしていて発見されたモノで、お客様のご厚意でいただいてきました。
時空を超えたご縁を感じます。私にとって大切なスクラップ帳です。
今日は、その中の一節、「衣服」の整理について。2日間に渡って書かれています。
筆者の”香住春吾さん曰く、「女性の衣服への執着心は、男性の理解を超えた次元にあります。むしろ執着というより、執念に近いと言えます」とあります(;^ω^)
現代の住宅にあっても、女性の衣服の方が場所を占領している家の割合が多いかもしれません。
さて、時代はさかのぼり、昭和41年当時は、衣服に関して今とは違う事情があったようです。
それは、「きもの」と「洋装」の二重生活であったこと。
そう言えば、私の子供時代、お隣りのおばさんは、普段からきもの姿で過ごしている女性でした。私の子供時代は、昭和60年代ごろなので、それより20年近く前ならさらに日常的に和装の人も多かったはず。
さらに、現代と大きく違うのは、タンスの存在です。
日本の近代住宅史の変遷をたどるようで、興味深いです。今や婚礼ダンスは少なくなった印象ですが...洋服ダンス、和ダンス、整理ダンス、補助としての衣装箱。これらが、当時増えてきた、団地やアパートの部屋を圧迫していたようです。
現代の暮らしはどうでしょう。
「きもの」は礼装やよそいきとしての扱いが大半を占めているように感じます。若年層では、「きもの」そのものの所有が減っていると思います。
タンスに代わり、クローゼットやウォークインクローゼットが間取りの中に組み込まれた住宅が一般化しました。
しかし、環境は変われど、衣服の整理についての問題は解決とはいかず、悩んでおられる方が多いように思うのですが...(^-^;
これは、人間(とくに女性)の執念ゆえなのでしょうか。
香住さんは、コラムをこう結んでおられます。
・・・ふえるべきは遠慮なくふえ、タンスはパンク寸前という状態になります。
こんなバカげたことをわたしたちは平気で、しかも長期にわたって繰返してきているのです。
「衣服」-わたしたちは五歩も十歩も後退して、もっとマジメにこの問題を考えるべきでしょう。
おしゃる通りで、耳が痛い...(*_*;
衣服の整理は、意識の改革が必須なのかもしれません、ね。
私も衣替えのタイミングで、思い切った整理を心掛けています(^^)

空間エコロジー研究所
info@kukan-eco.com
http://www.facebook.com/kukan.eco
昭和41年朝日新聞のコラム、『再・整理学講座 狭さからの脱出』の切り抜きをあつめたスクラップ帳が私の手元にあります。
お客様のご実家の整理をしていて発見されたモノで、お客様のご厚意でいただいてきました。
時空を超えたご縁を感じます。私にとって大切なスクラップ帳です。
今日は、その中の一節、「衣服」の整理について。2日間に渡って書かれています。
筆者の”香住春吾さん曰く、「女性の衣服への執着心は、男性の理解を超えた次元にあります。むしろ執着というより、執念に近いと言えます」とあります(;^ω^)
現代の住宅にあっても、女性の衣服の方が場所を占領している家の割合が多いかもしれません。
さて、時代はさかのぼり、昭和41年当時は、衣服に関して今とは違う事情があったようです。
それは、「きもの」と「洋装」の二重生活であったこと。
そう言えば、私の子供時代、お隣りのおばさんは、普段からきもの姿で過ごしている女性でした。私の子供時代は、昭和60年代ごろなので、それより20年近く前ならさらに日常的に和装の人も多かったはず。
さらに、現代と大きく違うのは、タンスの存在です。
日本の近代住宅史の変遷をたどるようで、興味深いです。今や婚礼ダンスは少なくなった印象ですが...洋服ダンス、和ダンス、整理ダンス、補助としての衣装箱。これらが、当時増えてきた、団地やアパートの部屋を圧迫していたようです。
現代の暮らしはどうでしょう。
「きもの」は礼装やよそいきとしての扱いが大半を占めているように感じます。若年層では、「きもの」そのものの所有が減っていると思います。
タンスに代わり、クローゼットやウォークインクローゼットが間取りの中に組み込まれた住宅が一般化しました。
しかし、環境は変われど、衣服の整理についての問題は解決とはいかず、悩んでおられる方が多いように思うのですが...(^-^;
これは、人間(とくに女性)の執念ゆえなのでしょうか。
香住さんは、コラムをこう結んでおられます。
・・・ふえるべきは遠慮なくふえ、タンスはパンク寸前という状態になります。
こんなバカげたことをわたしたちは平気で、しかも長期にわたって繰返してきているのです。
「衣服」-わたしたちは五歩も十歩も後退して、もっとマジメにこの問題を考えるべきでしょう。
おしゃる通りで、耳が痛い...(*_*;
衣服の整理は、意識の改革が必須なのかもしれません、ね。
私も衣替えのタイミングで、思い切った整理を心掛けています(^^)

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テーマ:整理収納アドバイザー - ジャンル:ライフ