ケンチクに想う
空間エコロジー研究所のblogをご覧いただきありがとうございます!
整理収納と建築、ときどき着付け、空間エコロジー研究所です。
2年前の今頃は、自宅の建築真っ最中でした~

極力、新建材に頼らない家づくりをコンセプトに。
大工さん、建具屋さん、板金屋さん、左官さん、塗装屋さんetc.
家づくりには、たくさんの職種の職人さんにお願いして作っていただくことになります。
新建材が充実した昨今では、機械化された工場生産により一定の品質が保たれ、効率的な施工、コスト管理など利点も多いですが、画一的で表情に乏しい印象もどこか漂うと思うのは私だけでしょうか。
モダニズムのころ(100年ちょっと前)は、建築家が建物から家具・椅子、ときには小物に至るまでデザインして作られていました。
その後、工業化の波や技術革新を経て、今や建築もAIの時代となりましたが、モノづくりの精神は変わらないはず。
ケンチクに込められた想いをカタチに表すため、デザインやディティールに工夫を凝らす。建物を通じて、その建物をつかう人への設計者からのメッセージを感じ取るのが醍醐味。
デザインと効率・生産性とのバランス。
ケンチクのパーツひとつひとつ職人の手による建物づくりも今やむかしになりつつあります。
レジェンド級の職人さんたちは、そのほとんどが後継者がいないと言っていました。
もしかしたら、後何十年には、DIYで家が建つのかな、3Dプリンターで家が建つのかな~
それで本当によいのかな、疑問と危うさを覚えます。
時代に逆行するかもしれないけれど、日本の建築技術の伝承と発展を、真剣に考えたいと思う週末でした。

空間エコロジー研究所
http://www.kukan-eco.com/
整理収納と建築、ときどき着付け、空間エコロジー研究所です。
2年前の今頃は、自宅の建築真っ最中でした~

極力、新建材に頼らない家づくりをコンセプトに。
大工さん、建具屋さん、板金屋さん、左官さん、塗装屋さんetc.
家づくりには、たくさんの職種の職人さんにお願いして作っていただくことになります。
新建材が充実した昨今では、機械化された工場生産により一定の品質が保たれ、効率的な施工、コスト管理など利点も多いですが、画一的で表情に乏しい印象もどこか漂うと思うのは私だけでしょうか。
モダニズムのころ(100年ちょっと前)は、建築家が建物から家具・椅子、ときには小物に至るまでデザインして作られていました。
その後、工業化の波や技術革新を経て、今や建築もAIの時代となりましたが、モノづくりの精神は変わらないはず。
ケンチクに込められた想いをカタチに表すため、デザインやディティールに工夫を凝らす。建物を通じて、その建物をつかう人への設計者からのメッセージを感じ取るのが醍醐味。
デザインと効率・生産性とのバランス。
ケンチクのパーツひとつひとつ職人の手による建物づくりも今やむかしになりつつあります。
レジェンド級の職人さんたちは、そのほとんどが後継者がいないと言っていました。
もしかしたら、後何十年には、DIYで家が建つのかな、3Dプリンターで家が建つのかな~
それで本当によいのかな、疑問と危うさを覚えます。
時代に逆行するかもしれないけれど、日本の建築技術の伝承と発展を、真剣に考えたいと思う週末でした。

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